品質管理の基本|初心者に分かりやすいサイト

工程能力指数 サンプリング数

品質管理の基本|初心者に分かりやすいサイト > 工程能力指数 サンプリング数

工程能力指数 サンプリング数


 不偏分散とは、要は「分散」のことです。(一般的に言う分散と統計学で言う分散はイメージが異なりますのでご注意ください)
標準偏差算出の公式をご存知の方は「分散=標準偏差^2」と言えば分かりやすいかも知れません。逆に言うと「標準偏差=√分散」ということになります。バラつきを把握する際には、標準偏差を一般的に用いますが、場合によっては分散の方が数値が大きいので、そちらを使う場合もあります。

では、不偏分散と分散との違いは何かと言いますと、サンプリングや抜取検査の話になるのですが、そもそも工程能力指数などというものを用いる理由は、全数検査をするのが大変だし無理だから、いくつか製品を抜き取ってきて(サンプリング)、それらからロット全体を類推しよう!というのが始まりですね。(それでバラつきも少なく、製造の精度が高ければ、抜取検査でOK!悪ければ、工程改善、若しくは全数検査、、という判断をする。)
その際に用いる計算式で、抜取検査の場合は、サンプリングしてきたデータから全体(母集団)を「推測」するわけですよね。





 

メニュー